蒼く 優しく

コブクロ( KOBUKURO ) 蒼く 優しく歌詞
1.蒼く 優しく

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

あの日の夢を 今もずっと 追いかけ 続けていたら
今ごろ 僕は どこにいて 何をして いたんだろう?

ため息で錆びついたこの鍵で 今もまだ 開くのかな?
信じたまま 脱ぎ捨てた 夢と一緒に
僕を待ってる あの日のロッカー

今よりずっと蒼く 優しく見えた空
何を忘れたんだろう? 何を覚えたんだろう?
何を 見つけたんだろう?
答えのない問いに 白く滲んだ空
踏み出せなかった あの道は 今ここに 続いていた

何度負けても 間違っても 夢は 終わりじゃない
何度勝っても たった一度の 諦めに 崩れてゆく

見上げるほど長い上り坂 今僕の 目の前に
引き返して しまえばまた 後悔だけが 僕を待ってる 下り坂

心の叫びなど 誰にも聴こえない
だから笑うんだよ 涙が出るんだよ だから 輝くんだよ
自分らしさを探して 誰かのまねもしてみた
何かが違うんだよ 誰にも聞けないんだよ
それでも 探していたいんだ

今よりずっと蒼く 優しく見えた空
何を忘れたんだろう? 何を覚えたんだろう?
何を 見つけたんだろう?
あの日よりずっと蒼く 強く信じた空
踏み出せなかった あの道は 今どこに

あの日の僕が ずっと待ってた 心の 行き止まりで
少しだけ話を きいてくれるかい?
少しだけ 休んでも 良いかい?


2.君色

作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎

恋の色は十人十色 どんな色にでも染まる
コーヒーの趣味 一つとっても いつの間にか 君色
無理しちゃいない ましてやそんな 器用なほうじゃない僕
ただこんなに好きになった事が 無かっただけ 君に出会うまで

抱きあったまま話し続けた 真夜中の歩道橋
大型トラックに揺れる度 はしゃぎ声が響いてた 夏の始まり

恋なんて病 予防接種も治療法も無い
冷めるまで 心熱く 燃えたぎる
こうなっちゃヤバい うずき出す 古傷も
ときめきに誤摩化され また 癒えないまま

恋をすれば あばたもえくぼ なんてわけにもいかないが
色んな事 がんばり過ぎないで 僕にとっちゃ ただ一つの光

君の目が突然泳いだ ただ事じゃ無いご様子
4〜5秒前にすれ違ったのは なんの根拠もないけど 多分 昔の彼

いつの日か you are mine この腕で いっそ hold you tight
長い恋の旅路の果て 今 君恋し
僕も触れない 思い出はその胸に
閉じこめてさぁ もう 鍵は 海に放り投げて

好きだけじゃ ダメな事 わかってるけど
好きな気持ちに 何が勝てるの

恋なんて病 君となら 一生恋したい
飽きられぬように 男 あげてゆかなきゃ
向き合うのが恋 愛は もう 同じ未来へと
向かいながら 夢育む winding road
だから いつまでも君と向かい合ったままで
愛にたどり着けたら
愛にたどり着けたら


3.赤い糸 ~Live at 大阪城ホ一ル 2007.07.05~

作詞:小淵健太郎
作曲:小淵健太郎
編曲:コブクロ

2人ここではじめて会ったのが 2月前の今日だね
キスの仕方さえまだ知らなかった 僕の最初のSweet girl friend
たわいもないささやかな記念日 暦にそっと記してた
「今日何の日だっけ?」ってたずねると 少し戸惑って答えた

「前の彼氏の誕生日だ」と笑って答える 笑顔 はがゆい
そんな話は耳をふさぎたくなるんだよ 確かに
君が彼といた3年の 想い出にはまだかなわない
それでもこんなに好きなのに すれ違いの数が多すぎて

心の通わぬ やりとりばかり これ以上くり返すよりも
あなたの心が 答え出すまで このまま2人会わない方が
それが明日でも 5年先でも いつでもここで待ってるから
約束しようよ そして2人 心に赤い糸をしっかり結んで

あの頃つぼみだった花はもう あでやかな色をつけた
秋が過ぎ冬を越え枯れ果てた 今の僕を映している

時間ばかりが無情にも過ぎ 途方に暮れる まぶたの裏に
他の誰かと歩く君の姿が浮かんで…
もう2度と会えないような気がしてた
いっそ会わずにいようかとも
はりさける胸押さえながら 信じてきたその答えが今

「会ってくれますか?」とあなたの手紙 いつわりのない言葉たちが
あふれた涙でにじんでゆくよ あの場所へむかえに行くから
泣かないでおくれ 今日は2人の1年目の記念日だから
お祝いしようよ 強く結んだ 糸がほどけずにいた事も

愛されることを望むばかりで 信じることを忘れないで
ゴールの見えない旅でもいい
愛する人と 信じる道を さあゆっくりと歩こう